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日本極地研究振興会

極地 114号

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2022年3月発行の114号と次号115の特集では南極の海を取り上げます。
かつて南極海と呼ばれていた南極大陸を取り巻く海洋は、南大洋(Southern Ocean)と呼ばれることが多くなりました。暴風が吹き荒れているため、船乗りの間では昔から「吠える40度、狂う50度、絶叫する60度」と恐れられ、低温でもあることから海洋観測が容易ではなく、観測データが少ない海域でもありました。しかし、地球環境への影響が大きいことが明らかになり、国際的な観測キャンペーンも増え、南極の海の状況が解明されてきました。この特集により南極の海洋研究の最前線をご紹介します。今号ではサブテーマを「気候システムと生態系」、次号では「海底に過去を探り新観測で未来を拓く」としてそれぞれ五つの記事を掲載予定です。一方、南極観測事業でも人文・社会科学的な研究が行われるようになり、南極研究科学委員会(SCAR)の国際研究集会が「グローバル化の中の南極(The Global Antarctic)」をテーマに、昨年11月18・19日に神戸大学で開催されました。「日本の南極地域観測事業は人文社会科学研究にも貢献できる!」では日本の南極観測隊に参加した4名による発表を紹介し、南極での人文社会科学研究の発展可能性について指摘しています。また、ジュニア会員向けの記事では、教員南極派遣プログラムへの参加者、調理担当隊員として昭和基地で越冬したお二人に経験を語っていただくと共に、「極地のふしぎ」の第3回としてペンギンについて紹介しています。今号も読みごたえ十分の内容となっております!!

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