日本極地研究振興会
本財団が目指すもの
当財団は1964年の創立以来、半世紀以上にわたって南極・北極地域での研究・教育活動を支援し、それらの活動から得られる成果を社会に普及啓発し、青少年教育に役立てるための様々な取り組みを行ってきました。2013年の公益財団法人への移行を機に、その事業を大幅に拡大強化しています。
近年、南極・北極域では海氷や氷床の融解によって温暖化がほかの地域よりも2~3倍の速度で進行していることが明らかとなり、また人為起源の南極オゾンホールの出現など地球規模の環境変化を先取りする敏感なセンサーとしての価値が認識され、南極・北極域は地球の未来像を考えるうえで重要な役割を担うようになりました。
こうした時代の要請に応えるために、「南極・北極から地球の未来を考える」をミッションステートメントとして活動を行っています。
事業概要
本財団では下記のような事業を実施しております。
① 極地研究に従事する研究者、研究機関等への助成
② 極地研究に関する国際交流及び現地調査等への助成
③ 極地の自然、観測情報等を活用する教育者等への助成
④ 極地観測事業その他極地研究教育成果等の普及
⑤ 国立極地研究所「南極・北極科学館」の売店(ミュージアム・ショップ)の管理運営
⑥ 極地観測事業を通じて開発取得した諸作権及びノウハウの活用による資料貸出、技術指導
⑦ その他、目的を達成するために必要な事業