極地 112号
¥1,100
1965年の創刊以来、当財団が年2回発行している南極と北極の総合誌 『極地』の112号が発刊されました。
国立極地研究所と当財団とが連携して毎年実施してきた「教員南極派遣プログラム」は10年余を経過し、様々な実績を積み重ねてきました。今号ではこのプログラムで南極観測隊に参加した小中高校の教員や博物館の学芸員の方々等に寄稿いただき、特集「南極観測と教育現場の関わり」で南極経験を学校や社会教育の現場にどのように生かしているかをご紹介いただきました。教員の目から見た南極観測像を垣間見ることもでき興味深い記事揃いです。そのほか、新たに開始された日本の北極観測プロジェクトArCS II、南極越冬隊員による秋から春にかけてのアザラシの行動を探る調査の様子、極地探検史の連載、南極や北極に関するニュースの紹介等、「極地」独自の記事満載です。
また、今号からジュニア会員向けに、「極地への夢」、「極地のふしぎ」の連載を始めました。どのような道をたどって観測隊員として南極で仕事をすることができたのか、極地の研究者になったのか、語っていただきます。