「北極海地図」 縮尺:1,000万分の1
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商品紹介
最近夏季の氷の融解が進み、砕氷船による北極点観光航海も行われるようになった北極海ですが、かつて広く海氷に覆われた北極海は観測船による調査が難しく、長い間広い海域にわたって海底の地形を知ることは困難でした。
しかし、第2次世界大戦後北極海が東西冷戦の状況下、米国と旧ソ連が対峙する場と もなり、原子力潜水艦が航行するようになり、1958年8月には米国のノーチラス号が北極点を通る横断に成功、翌1959年3月にはスケート号が北極点で 浮上するなどしました。
こうしてやがて北極海の海底地形についての資料が蓄積され、米国地理学協会は1975年、周辺の大陸や島々を含めて500万分の1 「北極地域 地図」を作成しました。
変化に富む興味ある北極海の海底の様子が示されました。日本極地研究振興会は、これを主たる資料とし、1976年公表された旧ソ連 の800万分の1地図の資料を合わせて、南極大陸全図との比較も考慮して、1千万分の1「北極海」地図を1978年に発行しました。
多くの探検・調査の ルートやその説明、周辺陸地の自然、北磁極の移動など多くの事項が載せられております。
これも順次改訂され、最新版は2007年刊行の第7版です。
これは古くからの北極研究の先進国であるノルウェーの極地研究所からも賞賛の声が寄せられました。
商品詳細
「北極海地図」 縮尺:1,000万分の1 2007年 第7版
/ B1サイズ(72.8㎝×103.0㎝)折りたたみ時B5サイズ(18.2㎝×25.7㎝)